コナン行政書士・社会保険労務士事務所のブログ

平成28年の春、滋賀県湖南市において行政書士、社会保険労務士事務所を開設しました、
日々の雑感を綴っていきたいと思います。

非正規雇用労働者待遇改善支援事業

この4月より滋賀県非正規雇用労働者待遇改善支援センターが設置され、事業を行う
コンサルタント(常駐型・派遣型)をしています。
これは、厚生労働省滋賀労働局の委託事業として、滋賀県社会保険労務士会がその業務を担い、私を含めて県内の社会保険労務士10名が仰せつかっています。
役割は、常駐型と派遣型があります。
常駐型は滋賀県社会保険労務士会事務務局での相談員業務で、派遣型は事業所を訪問しての技術的助言・指導業務を行います。
派遣型の具体的には、同一労働同一賃金に関する法制度、ガイドライン案等のご説明をさせていただいて、事業所からの非正規雇用労働者に対する雇用・処遇等の状況をお伺いして、関係書類の閲覧とともに、事業所の抱えている課題や相談に対する技術的助言・提言などを行うというものです。
 費用は無料で、年内を目途に各事業所を2回程度訪問させていただくことになります。
事業所の規模は問わず、例えば経営者1名とアルバイト1名の事業所も訪問させていただきます。
経営者の方で、訪問のご希望がありましらご連絡ください【訪問させていただく事業所数に制限がありますので、先着順とし、予定数に達した時点で締め切りとなります。】
☆正規雇用とは。、無期雇用フルタイム労働者(正社員)を言います。
 非正規雇用とは、有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣社員、アルバイト、契約   
 社員、嘱託社員、定年後再雇用社員等を言います。

成年後見入会前研修終了・合格

当ブログを閲覧いただきありがとうございます。

暫く休んでいましたことを、お詫びいたします。


さて、2月下旬に一般社団法人コスモス成年後見センター滋賀県支部より、入会前研修の修了証書が送付されてきました。
併せて修了試験の結果通知書(合格)が同封されていました。


昨年9月より5回に亘っての研修成果を、今後、発揮していきたいと思います。

短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大

10月6日に顧問先の一般社団法人において、参加された方(約20名)に『年末調整の説明』を行いました。
その中で、平成28年10月1日から適用された「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大」については、少し時間を多くして丁寧な説明を心掛けました。
下記は、説明内容の抜粋です。

≪適用拡大にあたっての考え方≫
●これまで被用者保険の恩恵を受けられなかった非正規労働者に社会保険を適用し、セーフティネットを強化することで、社会保険における格差を是正する。
●働かない方が有利になるような仕組みを除去することで、特に女性の就業意欲を促進して、今後の人口減少社会に備える。
≪短時間労働者の加入要件≫
①週20時間以上 = 雇用保険に加入している人
②月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上) = 所得税を払ってる人
③勤務期間1年以上       
 ※学生は適用除外
 ※従業員501人以上の企業が対象 となっています。


不明な点がありましたらコメント欄に記載のうえ、送信してください。

職業能力評価基準活用セミナーを受講しました

今日は大阪市内において、中央職業能力開発協会(略称JAVADA)主催のセミナーを受講しました。
午前は『人材育成に有効な評価制度の設計』、午後は『育成効果を高めるための人事評価・能力評価の勘どころ』を夫々の講師により、演習(グループワーク)を交えた有意義な内容でした。
以前の勤務先である国立病院機構、社会医療法人の評価手法・項目とは異なるところもありますが、従業員(職員)の人材育成を図るための重要なツールであることを再認識する機会となりました。

私にとっては、今後クライアントより依頼を受けたときの準備のため、継続して学んでいきたい分野です。

障害年金チームに登録・参加

昨日は、社会保険労務士会障害年金チームに登録して最初の「打ち合わせ会と研修」に参加しました。

県内の会員のうち20数名が登録しておられ、経験年数豊富な方(相談員登録)から私のような初心者(補助員登録)もいて、皆さんに迷惑をお掛けしないように勉強していかなければという思いを強くしました。

経験豊富な会員講師による事例研究が大変参考になり、難しい案件に苦慮されていることの一端を垣間見ることができたように思います。